ハーブやアロマは私たちの生活にも浸透しつつあります。その中でも今回注目するのがキャンドルブッシュです。あなたはキャンドルブッシュというハーブを知っていますか?

今回はキャンドルブッシュのポリフェノールに含まれる抗酸化作用に着目して説明していきます。

キャンドルブッシュとはどんなハーブ?

あまり日本人には馴染みのない「キャンドルブッシュ」という植物。

実は、お茶にはひっそり入っていることもあり、デトックス効果で愛用している方も多いハーブなのです。

まずは、いったいどんな植物なのか、特徴と成分について解説していきます。

植物の起源、特徴

<キャンドルブッシュの起源>

南アフリカ原産

落葉性の低木

現在は熱帯アジア地域に自生しているマメ科の植物

別名:ゴールデンキャンドル、ハネセンナ

学名:Cassia alata(カッシア・アラタ)

英語名はGolden Candle

 

黄色く美しい花を咲かせる植物で、古来1300年前から貴婦人の間でもお薬のように扱われていました。美容、ダイエットや虫刺されなど、幅広い効能があることが経験的に知られています。

キャンドルブッシュはハーブ?

キャンドルブッシュは日本においては医薬品には分類されず、食品として扱われています。いわゆる、ハーブに該当します。主にお茶に含まれており、デトックスティーのように扱われています。

しかし、実際にキャンドルブッシュが入ったお茶を過度に飲みすぎた方が、過剰摂取による下痢などの報告もあります。

また、センナという植物と似た性質を持っていますが、センナは部位によってはお薬に分類されます。それに対して、キャンドルブッシュは植物全体どこでも食品に分類されます。

含まれる成分

キャンドルブッシュには、色々な成分が含まれており、健康や美容への効果が期待できます。

  • ビタミン
  • ポリフェノール(フラボノイド)
  • リン
  • セレン
  • マグネシウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • 亜鉛
  • センノシド(アントラキノン系)
  • 食物繊維 など

特に注目すべきなのがポリフェノールによる抗酸化作用と、センノシドによる便秘解消作用です。

ポリフェノールとは??

よく耳にするポリフェノールですが、一体何なのかよくわからないという方も多いでしょう。ポリフェノールってどんな成分なのでしょうか。

ほとんどの植物が持っている成分で、種子、樹皮、果実などに含まれています。

ポリフェノールは総称であり、植物ごとに特徴成分があります。実に4000種類以上もあるというから驚きですね。

ポリフェノールといえば、「抗酸化作用」があることが有名です。抗酸化作用というのは、酸化を防ぐ作用のこと。

私たちのからだは、日々ストレス(活性酸素)に晒されて、酸化(サビつき)してしまいます。酸化すると、シワやしみなどの老化にもつながるのです。

ポリフェノールは、サビつきを防ぐアンチエイジングの効果があります。

血液中の過酸化脂質を抑える働きがあり、脳梗塞や動脈硬化を防ぐ役目もあります。

フラボノイドにも注目

キャンドルブッシュにはフラボノイドも含まれています。フラボノイドはポリフェノールの1種です。抗酸化作用があるだけでなく、抗菌作用、抗炎症作用などもあることがわかっています。

 

キャンドルブッシュに期待される効果

キャンドルブッシュには次のような効果が期待されています。

  1. 抗酸化作用
  2. 抗菌作用・抗炎症作用
  3. 鎮痛作用
  4. 便秘解消作用

それぞれについて詳しく解説していきます。

1.抗酸化作用

ポリフェノールの作用による抗酸化作用をもつキャンドルブッシュは、アンチエイジングに役立つ植物といえます。

いくら外側から高級な化粧品を与えても効果はたかが知れています。

内側から細胞を生き返らせるように、抗酸化物質を取り入れていくのが、アンチエイジングには不可欠!ぜひキャンドルブッシュで若返りをはかりましょう。

2.抗菌作用・抗炎症作用

キャンドルブッシュのフラボノイドにより、抗菌、抗炎症作用も期待できます。

さまざまな抗菌グッズが溢れかえるなか、なるべく子供のためには安全な抗菌商品を使いたいというお母さん達も増えているようです。

植物のちからで抗菌というと、あまり効果がないように思えますが、実はあなどれません。

アロマスプレーなどを使って、ナチュラルな抗菌生活を送りたいものですね。

3.鎮痛作用

痛みがあるときには、痛み止めに頼りたくなるものです。女性を悩ます痛みといえば、頭痛や生理痛などが代表的なものとしてあげられるでしょう。

痛み止めのようなシャープな効き目こそ無いかもしれませんが、少し落ち着かせたいというときにキャンドルブッシュのようなハーブを活用すると良いでしょう。

ただし、キャンドルブッシュには大腸を刺激する作用があるので、お腹が痛い時は飲まない方が良いかもしれませんね。

4.便秘解消作用

キャンドルブッシュといえば、何と言っても「便秘改善」の効果が有名です。

デトックスティーに含まれることがあるのも、便通をよくする作用があるからです。

キャンドルブッシュに含まれる「センノシド」という成分は、実は下剤としても使われることのある代表的な成分なのです。

キャンドルブッシュはお薬ではありませんが、飲みすぎることにより、下剤のような作用が出てしまう可能性もあるので注意しましょう。

 

キャンドルブッシュの使い方

キャンドルブッシュを取り入れるには、どのような方法があるのでしょうか?あまり馴染みがないものだからこそ、気軽に取り入れる方法で楽しみながら使ってみましょう。

お茶として取り入れる

キャンドルブッシュのお茶は比較的手に入りやすいのでおすすめです。キャンドルブッシュ単独のものもあれば、ブレンドされたものもあります。

ぱっと見、名前からは入っていることがわからなくても、実はキャンドルブッシュが入っていたということもあるので、よくラベルをチェックすることです。

サプリで手軽に取り入れる

お茶もいいけれど、ちょっと飲みにくい、毎日飲むのは大変、飽きてしまう・・という方には、サプリもおすすめです。

サプリならば、場所を気にせずにいつでも飲めるので、続けやすいというメリットもあります。

名前が「ゴールデンキャンドル」になっている場合や、全く違う商品名で売られていることもあるので、よく調べてから買いましょう。

ただし、お薬を服用中の方や、何か病気の治療をしている方は、先にお医者さんや薬剤師に相談してから購入することをおすすめします。

 

キャンドルブッシュの商品を紹介

キャンドルブッシュにはどんな商品があるのでしょうか?キャンドルブッシュは商品名では見つかりにくいこともあるので、ここで商品名をチェックしておきましょう。

Slimming Kouso Tea(スリミングダイエット酵素ティー)

楽天でも大人気だという、「Slimming Kouso Tea」は、2016年にベストダイエット賞も受賞している商品です。

主な成分としては、キャンドルブッシュ(ゴールデンキャンドル)が60%も配合されています。

効果としては、お通じをよくしたり、ダイエットにも役立つとのことですが、ちょっと危ない雰囲気も感じます。

すっきり感が得られるのは喜ばしいことですが、あまりに期待しすぎて依存するのはよくありません。

食事や運動をきちんと正しく行いながら、補助的に飲むようにしましょう。

ナイトダイエットティー(オリヒロ)

こちらはルイボスティーをベースに、アミノ酸やキャンドルブッシュを配合した、ダイエット向きに作られたお茶です。カモミールやグリシンが入っているので、リラックス効果も期待できます。

なぜナイトなのかというと、カフェインフリーだから。寝る前に飲めば、翌朝すっきり感が得られるみたいですよ。

ツージーファイン(医心堂)

静岡の漢方薬局が開発して販売している、ツージーファインというサプリメント。こちらもキャンドルブッシュが配合されています。

パウダータイプで、キャンドルブッシュ、乳酸菌、金時しょうが、大麦若葉、明日葉、ケール、クマザサなどがも一緒に入っています。

乳酸菌と一緒に取り入れることで、腸内フローラを生き生きさせて、お通じをよくする作用が期待できます。

入っている成分は全てお通じをよくするのにプラスになる成分ばかりで、さすがは漢方薬局の商品という印象です。

市販薬に頼りきっていた方が、お薬を飲む機会が減ったという声、ツージーファインを飲んでから他のものを使えない!という声も聞かれます。

お薬よりも優しく便通をつけてくれるということで、飲みやすいと感じている愛用者が多いようですね。

デトール(RUBY STYLE)

飲めば激痩せと紹介されている、ちょっと不思議な雰囲気のお茶ですが、こちらもキャンドルブッシュが配合されています。飲んで2ヶ月で1.5k痩せたという方もいるそうですが、個人差はありそうです。

 

キャンドルブッシュの注意点は?

お通じがよくなったり、痩せるといった美容的な作用から、抗酸化作用まで、幅広い効果の期待できるキャンドルブッシュ。

しかしながら、調べてみると、副作用の報告などもあるようで、飲み方には注意が必要そうです。注意点をしっかり押さえておきましょう!

キャンドルブッシュ含むお茶についての注意

キャンドルブッシュについて、国民生活センターからの注意喚起が出されています。

センナと同様に 下剤の作用があるセンノシドという成分が含まれているとの報告があります。

そこで、湯で 抽出した健康茶の成分を調べたところ、下剤としての生理作用を及ぼす可能性のある量のセンノシドが含まれており、使用には注意が必要であると考えられました。引用元:国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140123_1.pdf

以上のように、キャンドルブッシュには下剤と同じセンノシドが含まれているため、飲む場合には注意する必要があるということです。

いわゆる「ダイエット茶」「デトックス茶」には入っている可能性があるため、よくラベルを見て注意することが大切です。

妊婦さんは飲まない方がいい

妊婦さんは赤ちゃんへの影響を考えると、飲み物でも気をつけなければいけないケースがあります。

このキャンドルブッシュというお茶は、ハーブだから安全なように思えますが、下剤のように大腸を刺激する作用があります。

大腸は赤ちゃんのいる子宮のすぐそばにあるため、センノシドは子宮を収縮させる作用もあります。

よって妊娠中ではセンノシドは原則として使わないこととされています。

キャンドルブッシュはお茶なので、そこまでの規制はされていないものの、成分としては同様の注意が必要と考えられます。

妊娠中にはキャンドルブッシュを含んだお茶は飲まないように、気をつけましょう。

センノシドは飲みすぎると効かなくなる

キャンドルブッシュはお通じがよくなり、すっきり感が得られることで人気がありますが、その効果の正体である「センノシド」はちょっと気をつけたい成分でもあります。

というのも、センノシドはアントラキノン系下剤成分に当てはまり、「耐性」や「習慣性」が問題となりやすいものなのです。

耐性というのは、刺激になれてお薬が効かなくなること。そして習慣性は、ついつい必要ではないのに癖になって使ってしまうことを言います。

センノシドは飲むとスッキリ感が高くついつい頼りがちになります。

また、腸の神経や粘膜に作用して、大腸粘膜を黒くしてしまう「大腸メラノーマ」という状態も引き起こしてしまいます。

そしてついには効果が出にくくなってしまうのです。

キャンドルブッシュはお茶だからといって、飲みまくってしまうと、後から大変なことになってしまう可能性も否定できません。十分に気をつけましょう。

 

まとめ

キャンドルブッシュには健康や美容にいい成分がたっぷり含まれています。特に注目すべきポリフェノールは美容のために何か始めたい方には、ぜひ摂取してもらいたい成分です。

しかし、キャンドルブッシュには便秘改善作用があり、過度の摂取は下痢などの問題を引き起こすこともあるので、摂り方には注意しなければいけません。

何事もやりすぎは禁物です。適度に健康によい量を取り入れていくことで、本当の健康と美容が手に入ります。キャンドルブッシュはその1つの選択肢として、あなたの役に立ってくれるかもしれません。

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