平成最後の年2018年、日本はかつてないほど立て続けに災害による被害に遭いました。
西日本での豪雪、
島根・大阪北部・北海道での巨大地震、
平成最悪の水害とされた西日本の豪雨、
大阪に甚大な影響を及ぼした台風21号、
そして夏は全国的に猛暑…
昨年以前も東北・熊本で地震被害で大勢の方々が避難生活を強いられました。
災害時に一体何が必要な物資なのか?何を備蓄すればよいのか?
ここではその体験を糧に調査した、私なりに考えた災害時に本当に必要なものをご紹介していきます。
食品や飲料はどれくらい必要か?(首相官邸ホームページ記載事項)
備える.jp
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
参考URL:首相官邸(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html#c2)
避難生活のための準備(首相官邸ホームページ記載事項)
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。
非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分用意しましょう)
- 飲料水
- 食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災ずきん
- マスク
- 軍手
- 懐中電灯
- 衣類
- 下着
- 毛布、タオル
- 携帯ラジオ、予備電池
- 携帯電話の充電器
- 使い捨てカイロ
- ウェットティッシュ
- 洗面用具
- 携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
参考URL:首相官邸(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html#c3)
実際そんなに用意できない…!
沢山挙げるとキリがないですし、用意できる数も置いておく場所も限られてしまいます。
もちろん可能な限り用意しておいた方が間違いないですが、例えば非常用バッグに預金通帳や印鑑を常に入れておくのは現実的ではありませんよね。。
災害時準備すべきものとして、以下のような優先度で用意すると良いと言われています。
- 実際に生命の危機に陥るリスクを軽減するもの
- 自宅が危機に面した場合に避難を手助けするもの
- 避難所生活が長期に渡った場合、健康を維持するために必要なもの
- より避難生活を快適に、便利に過ごせるようにするもの
参照:https://allabout.co.jp/gm/gc/2245/
①と②に関しては文字通り「生きるため」の備品となります。
どうにかして避難所へたどり着くか、安心できる場所を確保できるか、ということですね。
身を守るものとなるので、ヘルメットや軍手、長袖シャツやシーツ、照明などが挙げられると思います。
両手を常に使えるようにバッグはリュックサックがベストです。
可能であればナイフやロープ、トンカチといったものもあった方が救助や困難な場所からの脱出に役立つかもしれません。
怪我をした時に対処できるものとして包帯や絆創膏なども必要です。
食料・飲料水は3日ぶんくらいあればいい??(記者独断の意見)
先述したとおり、生きるための備品で最も必要なのは「道具」です。
例えば高所から降りるのにロープが役立つかもしれません。
脱出を妨げる樹木をナイフで脱出できるかもしれません。
災害後無事に外に出れさえすれば、ヘルメットや軍手で身を守り、電灯や毛布で夜を越せば数日あれば避難所へたどり着くでしょう。
そして避難所には、遅くても数日後には救援物資が高確率で到着します。
むしろ多く届きすぎる物資に迷惑してるレベルなのです。。。
日本の救助体制は素晴らしく、数日でひび割れた道路を修繕するなどで世界的にも称賛されました。
支援物資も数日以内に用意され、飢えに苦しんでる報道は全くといっていいほど耳にしません。
つまり避難所さえもろくに機能しないレベルの災害以外はともかく、
食料や飲料水は2~3日ぶんあればじゅうぶんに生き永らえることはできるのではないかと私は判断しています。
問題は健康管理
問題は③からです。
避難所にたどり着き食べ物に困ることがない生活が出来るようになったとしても、今度は健康面が害される可能性がとても高くなってしまっているんです。
https://ishicome.medpeer.jp/
その大部分を占めるのが支援物資の栄養の偏りです。
どうしても保存がきくパンやおにぎりが支援物資の大半を占め、おにぎりにも保存がきくように塩が大量にまぶしてあることが多々あるそうです。
それにより炭水化物や塩分を大量に摂取することになり、多くの被災者が高血圧症になってしまうのが現状のようです。備蓄品として人気のレトルト・インスタント食品も塩分たっぷりです。
それもそのはず、大勢の被災者に平等に食料を与える必要があるので、
栄養面よりも平等性を優先されるのは当たり前となるのは当然なのです。
そして不足するものはタンパク質やビタミンなど。肉や野菜を満足に摂取できない期間が長時間続きます。
たとえば缶詰め。こちらも備蓄品として人気があり、確かに焼き鳥やサバ缶など貴重なたんぱく質を摂取できます。
しかし食後の缶詰めを処理できる場所や水がないので、空き缶の悪臭が避難所に漂ってしまったと言います…。
そして避難所でのイライラやストレスで些細な事で言い合いになり、母乳が出ない母親も多くいたそうです。
参考:http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/432/
【結論】健康管理に最適なものとしてサプリを導入
- 空腹はある程度満たされる
- 栄養の偏りが長期間続く
- 糖分と塩分の摂りすぎを補う
- 野菜や肉を摂らずとも栄養が摂れる
- ストレスに負けないようにする
以上5点を満たすものとして、私はサプリの導入を決めました。
もちろんカロリーメイトや青汁といった健康食品系でも補えるかもしれませんが、30日分のカロリーメイト・青汁やゼリードリンク…所持して避難できますか??
サプリだと1日1~3粒がせいぜいで、およそ20~30日分が1袋に集約されています。
これだといつでも鞄の中に入れておくこともできますし、短期避難の場合は知人に分け与えることだって容易です。
かさばらないので複数所持も全然アリだと思います。DHCだと沢山の種類がありますしね。
しかし数種類のサプリを持ち運んではあまり意味がないので、できれば1~2種類で済ませたいところ。
そこで私が目につけたのが、
- 塩分・糖分過多をサポートできる
- 必要な成分が摂取できる
- ストレスに負けない体が作れる
私が考えてたものを全て補えるサプリ。
その名も「常備用サプリ」を推奨します。
詳細は公式サイトに記載あるので割愛しますが、
塩分排出にカリウム、血糖値上昇を抑えるのに難消化性デキストリン、
不足しがちなビタミン、タンパク質、
ストレスにGABA、テアニン、
乳酸菌による腸内改善でストレスに負けない体に。
…素晴らしい!!
私の欲しいものが全て揃っていました。
不足分を補うのはもちろんのこと、不要なものを排出するのをうたったサプリは珍しい気がします。
公式サイトの最後尾に成分量と効能がまとめてあるのでとてもありがたいです。
個人的意見ですが、タンパク質だけはどうしても足りないと思うので
常備用サプリ+プロテインだけ別途用意しておけば、より補えるのではないかなと思いました。
「常備用サプリ」を軸に置いて、例えば妊娠されている女性なら葉酸サプリといったように
不足しそうなもの・必要そうなものを買い求めるのが一番スマートな備蓄だという結論に至りました。
管理組合など団体予約も
かさばらずに置いておけるメリットから、ビルの管理組合や会社でも購入されているようですね。
成分はいたって普通のサプリなので、賞味期限が切れそうになったら普段使いも可能だと思います。
まさに「常備用」サプリ。
ただ成分量をケチらず含有しているため作るのに時間がかかるそうで、まとめ買いには数週間お時間をいただく場合もあるようです。
災害時も「健康第一」
冒頭にも言いましたが、もちろん可能な限り備蓄をしておくことが何よりも大事です。
しかし限界はあるので、「誰にでもできる」「本当に必要なもの」を、私なりに考えて紹介させていただきました。
普段からの備蓄が大事ですが、モチベがそんなに持たない方、重い荷物が億劫な方、”念のため”を少しでも多く用意しておきたい方は是非とも参考にしてください。
災害時・避難生活、非常時の備えに最適なのはサプリ?どの栄養素が過剰になり、どの栄養素が不足するのか?おすすめ商品も一挙紹介。